一気に名の知れた問題作!「ダイヤモンドの功罪」のあらすじと感想!無料で読むには?

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今回は知っている人も多いのではないかと思われる、「ダイヤモンドの功罪」を紹介していきます!
私が「ダイヤモンドの功罪」を知ったのは、フジテレビ「ワイドナショー」にて、マンガ大好き芸人の吉川きっちょむさんが紹介していた回を観させて頂きました!


もともと野球漫画は好きなのですが、これまでになかった切り口のストーリーに魅力を感じましたのでご紹介させて頂きます!

目次
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情報

著者:平井 大橋(ひらいおおはし)
出版社:集英社
連載:週刊ヤングジャンプ
単行本開始:2023/6/19

あらすじ

主人公の綾瀬川次郎(あやせがわじろう)はどのスポーツもすぐに自分のものにしてしまう天才。
そんな天才の周りでは、勝負の世界である以上、勝ち負けと、自分のせいであきらめてしまう人がいる。自分は楽しくスポーツをしたいだけなのに、打ち込めば打ち込むほど周りから孤立してしまう。


そんななか、勝ち負けよりも楽しく野球をすることがチームの色になっている「バンビーズ」と出会い、初めてのチームスポーツで、自分が頑張ればチームのみんなが喜んでくれる。
そんな環境が綾瀬川次郎をさらに野球にのめり込ませていくが・・・。
一人の天才と周りの人間関係を描く青春野球ストーリー。

感想

この作品を読んで最初に感じたのは、天才のことを理解できるのは天才だけ。凡人には理解し得ない悩みと苦悩があるということ。


主人公の綾瀬川次郎は極端な天才で、全て見ただけでこなせてしまう感性と身体能力の持ち主。だからゆえに周りの友達や、自分よりそのスポーツの経験年数が長い子たちをすぐに超えてしまう。
それだけならまだよかったのに、綾瀬川は年齢そのままの子供。ほかの子たちと同レベルのただの子供ということ。


周りと仲良くしたり、元気にはしゃぐ姿は無邪気な子供だけど、わがままも言うし、周りから言われたことに傷付いてしまい、自分の殻にも閉じこもってしまう。

そんな天才が、これまでやったことのなかったチームスポーツ、野球に出会い、ここからどう成長していくのか?怖いもの見たさに近いワクワクと、どういった人間関係を作っていくのか?綾瀬川を理解してくれる人物は現れるのか?気になるところが多い作品です。

魅力

1人の天才がどう考え、どう孤立していくのか。暗い一面があるこの作品ですが、主人公の綾瀬川の気持ちは漫画を通して私たち読者には伝わってきます。
自分が何気なくやっている行動が原因で、同じスポーツをやっている子供たちが辞めていったり、周りから悪口言われたり。そんなことされたら綾瀬川もいい気持ちはしないのはわかります。

ですが私はこの作品を読んでいて、綾瀬川の周りの友達や、才能を見抜いた大人たちのほうに感情移入しやすかったです。


一緒に始めたはずなのに自分よりも上手になっていく同級生、あとから入ってきた後輩にも抜かれてしまう。後輩のほうがうまいの自分でもわかる・・・。自分が先に初めたのに。好きだったスポーツが嫌いになる。そういった経験があるので、周りの子供たちのほうが気になってしまいました。

そして大人たちも、綾瀬川が教えたことをどんどん吸収して上達するので、教えるのにも熱が入り、他の子たちもいるのに綾瀬川を特別扱いしてしまう。そしてこの天才を自分の利益、日本の、世界の利益と理由を作って、綾瀬川の気持ちを無視して大舞台に押し出そうとする。

犯罪を犯しているわけではないのに、人間の嫌な部分を見ているようで、だけど理解もできる。そんないろいろな人間の気持ちが混ざり合うままストーリーが進んでいくので、この渦が落ち着くとき、綾瀬川のことを理解してもらって、周りと楽しく野球できるときはくるのだろうか?と考えさせられました。

ダイヤモンドの功罪 1巻!

無料で読める?

現在ヤングジャンプ公式サイトにて、「ダイヤモンドの功罪」第4話まで(1巻分)を無料公開中ですので、気になるかたはぜひお楽しみ下さい!

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まとめ

暗い雰囲気の記事になってしまいましたが、結論、面白いです!笑
私は今回単行本1巻までを読んだ感想ですが、ここから主人公の綾瀬川が成長していって、ストーリーがどう進んでいくのかとても気になります!

24年9月時点で単行本7巻まで発売しており、いつかアニメ化が発表されてもおかしくない作品だと思うのでこれから先も楽しみにしていきましょう!

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